・救急ヘリコプターを2か所の病院に置いて試行的にスタート。
・2001年4月本格的事業に移行(新世紀元年)。
・ドクターヘリの主要役割は医療スタッフを救急現場に送り込むこと。
医師と看護師を10分前後で現場に送り、その場で治療に当たる。
・患者の搬送はその後の二次的任務。
・死亡率が地上救急より4割ほど減、社会復帰できる人はほぼ2倍に
なった。(死者半減、社会復帰倍増)。
・病院収容に要する時間は、2007年全国平均33.4分。最速は富
山県25.4分。次いで京都府、福岡県26.2分。遅いのは埼玉県
39分、最悪東京47.2分。
・ドイツは全国16週の「救急法」で、原則15分以内に救急治療を始
めるように定めている。此の原則はヘリだけでなく救急全般について、
医師は15分以内に到着しなければならない。
・そのためには、救急車、バイク、自転車、なんでも状況に応じて最速
と思われる手段を使う。
・ヘリはそのための1つの手段。全国の80箇所に配備されている。国
土面積からいくと(日本の94%)、日本中に85機のドクターヘリを
配備したことになる。
・2005年のドイツ実績ー救急の84%が15分以内の治療開始で
あった。
・スイスも全国15分以内。アルプスの山中でも。
・スイス全土で13機の救急ヘリ配備(九州各県に2機ずつ配備と同じ)。
・イタリアは、都市部8分、山間部20分の治療着手の原則。地上体制
に加えに加え、全国47箇所に救急ヘリ配備。
・日本のドクターヘリは現在18機。欧州には遠く及ばない。
・先ずは各都道府県1機ずつで50機必用。
・此の目標に向かって、昨秋、公明党の発起で超党派の「ドクターヘリ
推進議員連盟」が発足した。
・この決議の結果、これまでの国・自治体半分ずつの運営経費のうち、自
治体負担分の大半が特別交付金として国からでることになった。
・この結果、ドクターヘリの全国的普及も加速されるだろう。
(日本航空医療学会監事)
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